網膜剥離からの回復日記

40歳目前にして網膜剥離に罹患したときの覚え書き。

もしも生まれ変わっても

また私に生まれたい!

病気はしてもいいけど、できればもうちょい歳をとってからが良いな。

そしてそして。

生まれ変わっても旦那さんと一緒になりたい。

(と伝えたら、残念ながら同意はしてもらえず。笑)

とてもとても親しい人が

かつて頼りにしていた人が

久しぶりに会うとガッカリするくらい、よくない変貌を遂げていることが

ここのところ立て続けに起こりまして。

過去の栄光にしがみついたり

他人を蹴落として自分を上に見せようとしたり

人生の後半にさしかかり、

色々衰えたり自信をなくしたり

その結果そう変わってしまうのかもしれないな。

青年期のはじめに

小さくて小さくて消え入りそうだった自己愛や自信は

仕事をコツコツ続けてきたことや

夫や夫の親族から深く揺るがない愛を注いでもらったことで

いつの間にか少しは大きくなってきたのかなと

そんな風に思う。

…あれ、あんま闘病ブログじゃないなこれ

家族の力

ここ何週間か、

詳細記すと嘆き節が止まらなくなるので割愛するが

公私ともにかなりヘビーなことが立て続けに起こり、心身のバランスをやや欠いていて

息も絶え絶えな感じの日々。

しかし。

我が家には私の帰りを首を長くして

待ち構えているひとが約一名。

ぱかっと口をあけて、母ちゃんが運んでくれる餌を

ひたすら待っているひな鳥のような?

…いやいや、大好きだし尊敬しているし

仕事の上でも生活の上でも、これ以上ないってくらい頼りにしている大切なパートナーなのですが。

何故か私みたいな面倒くさい人間を嫁にもらってくれた

若くもないのに苦労を買いにいっちゃうような勇敢な我が夫。

そして、女の趣味だけでなく味覚もユニークで

美味しいものや珍しいものを日頃さんざん食べ慣れているはずなのに

私の作るごはんが世界一美味しいんだそうですよ。

台所に立ってトンカントンカン野菜を刻んでいると

憂き世の塵もいつの間にか流れて飛んでいくようです。

なんてことない私の料理を夫はぺろりと平らげてくれて

たまに、「明日のお弁当に入れようっと」と思っていたオカズまでも知らないうちに奪われ

でも、きっと、こんな日常が

幸せってことなんだなーとおもう。

一日一日が無事に過ぎていくこと、

なにげない生活のひとこま、

微笑みかけてくれる家族の存在、

ありがたいなって心から思えるのは

病気の副産物でもあるのかな。

いつも、ありがとう。

あなたがいつでも私の一番の味方でいてくれるから

どんな苦労でも越えていける気がするよ。

たまには泣きたい日も

最近は、病気のことを考える時間は格段に減って

運動も旅行も普通にエンジョイしている。

 

緊張感が続いているときや

気温の変わり目などに

左眼にそこはかとない異物感はあって

でも、まあ二回もメス入ってるんだからなにかしらでるだろうよと

のんびり構えていられる。

 

先日、術後検診も無事クリア

結膜嚢腫はきれいさっぱり消失

さらに間隔のびて、3ヶ月後の受診でよいことになった。

 

 

うん、順調順調。

 

それなのに。

今日はなぜか、

急に泣きたい気持ちになった。

 

病気なんて、人生の中で誰もが必ず通る道で

自分だけが格別不幸なわけでもなんでもないし

ちゃんと治していただけたわけだし

 

…なんでこんなにブルーになっているのか

自分でもよくわからない。

 

ここのところ仕事がスーパーハードモードだった上に

私生活であれやこれや人の世話を焼かねばならぬことが増えて

ちょっとキャパ超えてるから

随所に余裕がなくなるのだよ。

 

 

あとは

 

業者運が悪かったり

たまたま入った美容院で

殴ってやろうかと思うほど失礼な若者に担当されたからかね

 

あ、多分それだね。

 

とほほ

 

でもいいの。

二度とあの店にはいかないし

 

美容院運やタクシー運がなくても

先生や病院には恵まれているんだもの

 

我慢我慢我慢我慢我慢!!!

見えすぎちゃった、その成果

術後の眼の状態も安定し、新しい眼鏡を作りました。

そして、見え方が良くなりすぎて苦悩の日々を過ごしておりましたが


災い転じて福となす!


汚いのとか散らかってるのとかが気になり、

小まめにお掃除、お片づけをするようになりましたわ。


旦那さんにも褒められたー❤️


(しかし、一緒に暮らし始めて数年、

こんなキッタナイ部屋で一切文句いわず過ごしてくれた旦那様…

なんて心の広いひとなんでしょう。)


こまめに片付けることは、美容と健康にも良いみたいです。

キッチンが狭く、モノがごちゃごちゃしていた頃よりも

快適に調理できるようになった結果、

お料理もとても楽しくなりました。


いまや、ほぼ毎日弁当作ってるもん。

そしてお野菜たっぷりのごはんに身体が慣れると

あまり間食もしなくなりましたよ。

万歳!


このまま、体重も戻ってくれるといいなー

(昨年は眼の調子悪く運動を控えめにしていたら、あっというまにぶくぶく太り、ボディラインが崩れました…)


よし!引き続き、片付けもお料理も頑張るぞー

見えすぎちゃって困るの

新しいメガネが完成!

矯正視力1.2の世界に久しぶりに帰ってきたよ。

見える!本当によく見える。

これで雨の日や夜の移動も格段にストレスが減る。


しかし、見えすぎちゃうと

①床のゴミや壁のシミが気になる

②人の顔のシミや化粧むらが気になる

③パソコンの画面で、曲線のギザギザが気になる


…これはまあ良いとして。


患側である左眼、単眼でものをみるとやっぱり歪みがある。

縦のラインがうねうねと。


やっぱり、完全に元に戻ったという訳ではないんだよね。


わかってはいたけれど。

改めて突き付けられた現実に、ちょっびり凹むなー

新しい先生、新しい眼鏡

さてさて。

いまや2カ月に一度になった定期検診も無事クリア。

自己診断通り、結膜嚢腫は経過観察でオッケー。

視力も十分もどり、新しいメガネ作りましょうねーと新しい先生から嬉しいお言葉。

(ちなみに新しい先生はとても優しい丁寧な先生。よかったー)


それにしても今はメガネってこんなに安いのね…

一万円でお釣りが出るってどういうことなの…


いや、わたし、こんなに安いなんて知らなかったの。

一本50,000円のイメージあったの。

だから中国に旅行した時に作ったの。


細かいニュアンスなんて伝えられる語学力はないからね、正直見え方も掛け心地もいまいちだったの。


語尾が気持ち悪いな。

ブログをはじめた理由

私は文章を書くことは大好きだけれども、

本を読むことがあまり得意ではない。

読書家の一族に育ったのに、

私一人が読書の習慣が身につかぬまま大人になってしまった。

(マンガ除く)

 

こんな私でも好きな作家さんというのが数名おり、

その人の文章だったら何時間でも読んでいたいと思えるし

実際読んでいる。

 

たぶん私は、感性のある一部分が異様に敏感なのだと思う。

小説も、読む能力がないのではなくて好みがうるさい、

「浸っていられる文章」のレンジが極端に狭いのだと

大人になってから気づいた。というかそう思うようになった。

 

はてなブログをはじめたのは

はてなブログをやっている大好きな作家さんのところにコメントを残したい」

それが一番の理由だった。

 

病気をして、心身共にどん底だったとき。

事業主としての意地もあるし

医者としての評判にも関わるから

人前では元気なふりをしていなくてはいけなくて、

本当に本当に辛かった。

そんなとき、大好きな作家さんのブログを読んで、

身の回りの小さな出来事をユーモアたっぷりに書いた記事で

何か月ぶりかに腹を抱えて笑った。

 

笑えた自分に驚いた。

こんな素敵な文章を生み出してくれてありがとうと伝えたかった。

 

でも、ブラウザとの相性が悪かったのか、なんなのか、今となっては知る由もないが

匿名の状態でコメント書き込もうとするとエラーが出てしまったのだ。

 

急遽IDを取得し、無事コメントも書き込み成功。

そして、せっかくだからとこうしてブログに思いをつづるようになったというわけです。

 

実は、

① 昔々からやっている、恋愛体験などをつづった女子っぽいブログ

② 自分のフェイスブック

③ 診療所のフェイスブック

④ 診療所のブログ

⑤ 食べたものをひたすら記録するだけのブログ

⑥ 旅行ブログ

⑦ ここ

と、私は表現の場所を広げすぎている。

でも、完全にキャラを変えながら言いたいことをぐだぐだとかけているので

これはこれでいいのかなー。

(⑥はパスワードを忘れ開かずのブログになっているが)

 

これからもたくさんの思いを綴っていこう。

そして、いつか何かの形で誰かの役に立てるように。

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」